運動をする・しないで現れる違いとは?運動をしないデメリットもご紹介

運動をする・しないで現れる違いとは?

運動をしたことがあるけれど続かない、またしたことがない人の多くは、した場合としない場合の差があまり感じられなかったというケースが多いようです。本当に運動してもしなくても、別段違いはないのでしょうか。

この記事では、運動をする・しないで現れる違いについてわかりやすく紹介します。

運動中に起きる体の変化(ダイエット)

有酸素運動で脂肪が燃える

ジョギングをしたり、スポーツクラブでエアロビクスなどをしたりすると、体内の血液循環が活発になり、呼吸も速くなります。このように有酸素運動は、発汗作用を高め、肺を強くする効果が期待できます。

また、体内の温度が上昇しはじめると、体に蓄積された脂肪も燃えはじめます。ダイエットをはじめた人が運動を必ず取り入れるのは、体の脂肪を効果的に燃やせるからでしょう。

有酸素運動で脂肪が燃え始めるには時間が必要

有酸素運動を激しく行っても、それを続けなければ、目に見える体の変化は少ないものです。三日坊主という言葉があるように、速攻効果を期待してしまい、効果が見えずにやめてしまうのは、その理由からです。有酸素運動を30分程度つづけると、汗が出て体温があがり、体に蓄積された脂肪を燃やしはじめます。

しかしながら、1日に数時間だけの運動で燃やせる脂肪には限界があるため、定期的に運動を続けることが必須条件となります。

運動開始から具体的な変化は2ヶ月後以降

定期的に運動を続けるペースとして、週に3回、90分程度が、はじめて運動をする人には理想的なスタートの切り方だといわれています。目標を高くあげすぎて、毎日3、4時間以上に挑戦すると、三日坊主になって終わる危険性が高まるでしょう。

このようにゆとりをもったペースで運動を定期的に行うと、2ヶ月後くらいから自分自身で感じる体の変化があるといわれています。ダイエット目的ではじめた人も食事制限などとのバランスもありますが、お腹が少し凹んだ、パンツが緩く感じるなど、具体的な変化を感じはじめます。

運動中に起きている体の変化(柔軟性・基礎体力)

健康を目的とした運動の取り入れ方の場合、柔軟性や筋力、基礎体力のアップが期待できます。定期的に運動をすることで、柔軟性があがり、基礎体力が徐々にアップしていきます。とくにストレッチや筋肉トレーニングは、週に数回からはじめても、数ヶ月後には、腹筋や足の筋肉などを感じられるようになるでしょう。

疲れにくくなる。

運動を続けることで基礎体力がつき、血液の循環などもよくなるため、体が疲れにくくなるといわれています。疲れにくくなることで、以前よりも負荷の高い運動をこなせるようになるため、より筋力がつき柔軟性があがるなど、別の相乗効果も期待できます。

肌がキレイになる

運動をしていると、血流がよくなり、汗を定期的にかくことで、皮膚の水分バランスも整い、肌そのものがきれいになります。汗には自浄作用があるため、デトックス効果も期待できます。もちろん生活習慣などにもよりますが、食生活や睡眠バランスをあわせて整えることで、見た目から変わっていけるでしょう。

リラックスして前向きになる

激しい運動をしているとき、人は普段の悩みをわすれて体の動き一つひとつに集中します。その時間、大きなリラックスを手に入れています。また、運動を続けることで見られるからだの変化などから、自己肯定力もアップして、ポジティブな考え方になっていくでしょう。

運動をしないデメリット

運動が嫌い、または時間がないということで、日常生活でまったく運動をしていない場合、さまざまなトラブルが併発する可能性が高まります。

生活習慣病のリスクが高まる

動脈硬化や高血圧、そして心臓病などは、生活習慣病のひとつです。その多くの理由が、運動不足です。運動をしていないと、血液が年齢とともにうまく循環しづらくなるため、血行が悪くなっていきます。血行が悪くなると、血管そのものの老化もすすみ、壊れやすくなり、動脈硬化や脳卒中などのリスクが高まります。

老化が進みやすくなる

パソコンでの仕事だけなど、日常的に動く必要がなくなると、体は運動不足の状態に順応していきます。すると骨や筋力が衰え、骨粗鬆症、肥満へのリスクが高まります。年齢を重ねるとともに、日常生活レベルでするべき動作ができなくなり、要介護になる危険性があるといわれるロコモティブシンドロームなどの危険性もあるでしょう。

プライベートや仕事への悪影響

からだを動かさないと筋肉がかたくなり、肩こりや腰痛などをひきおこします。その結果、頭痛などを発生し、気分も沈みがちになり、集中力がさがります。仕事ではちょっとしたミスが増えたり、思うように物事が進まなくなったりすることで、ますますイライラが蓄積するでしょう。

仕事がない日は、そんな疲れた心とからだを休ませたいため、出不精になり自分にバリアをはって、心がかたくなになっていく危険性があります。すぐにリラックスをしたいという願望から、喫煙や暴飲暴食へ走ってしまうというケースも少なくありません。

まとめ

運動をする・しないでは、肉体的には肥満や疲労感の違い、さらにはロコモティブシンドロームへの危険性も、違ってきます。さらに精神的な面においても、運動をしていないと、ストレスをうまく発散できないため、マイナス思考になりがちです。

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