かけっこが早くなるには?かけっこが早くなるために必要なことをご紹介

かけっこが早くなるには?

子どもは大人と同じように、周りの人に比べて自分が劣っていると感じることを好みません。かけっこに関しても同じで、子どもたちは自分がクラスメートと比べて早いのかどうかを知っています。クラスで一番早い子は誰かと聞けば、すぐに答えが返ってくるでしょう。そして密かに、友達より早く走りたいと思っているものです。

実はどんな子どもでも、定期的に練習すれば、走るスピードを向上させることができます。そこでこの記事では、家庭でも取り組むことができる子どものかけっこが早くなる方法をご紹介します。

子どものかけっこが速くなるためにできること~基本

ここでは、ご家庭で取り組めることを中心にご紹介します。まずは、基本的なことについてご紹介します。

楽しみながら取り組む

宿題が好きな子どもはなかなかいません。それは、楽しくないからです。子どもの頃の気持ちを思い出してみてください。体にいいことだとわかっただけで、やりたくなったでしょうか?もちろん、そんなことはありません。

これと同じで、走ることが楽しいと思えば子どもは走りたがりますが、義務や訓練のように感じれば、避けるようになるでしょう。

たとえばお子さんと一緒に鬼ごっこをすると、知らず知らずのうちに走っています。また、友達を誘って、リレー競争をしてみるのもいいでしょう。どれだけ早く走れるかを競いながらも、楽しんで走ることができます。楽しむことをくり返していると、そのうち何度も「競争しよう」と誘われるでしょう。

一緒に実践してみる

おうちの人は、子どものコーチになるだけでなく、パートナーになることをオススメします。傍観者として応援するだけではなく、一緒に走ってみてください。子どもたちは、自分と一緒に頑張ってくれる人を、より尊敬します。自分の子どもに早くなってほしいと願うなら、自分も汗を流して早くなりましょう。

あなたがそばにいて、一緒に頑張る姿を見れば、自分を高めることは子ども時代だけのものではなく、一生続くものだということを理解してくれるでしょう。

練習を重ねる

かけっこが早くなるためには、定期的にランニングをする必要があります。何かを上達させたければ、自分から積極的に取り組まなければなりません。定期的に走っている子どもは、定期的に走っていない子どもよりも早くなります。走るたびに、体を鍛えて強くなっていきます。

子供のかけっこが速くなるためにできること~実践

具体的に、かけっこが早くなるためにどのようなことをすればよいのか、どう実践していけばよいのかということについて詳しくご紹介します。

正しいフォームを教える

正しいランニングフォームを身につけなければ、子どもの能力を最大限に発揮してスピードを出すことはできません。簡単なことではありませんが、正しいフォームを教えてあげることは、長い目で見れば大きなメリットになります。

足のふみ出し方を見て、少し前傾姿勢で腕をふって走らせてみましょう。最初のうちは、正しいフォームが身につくために、何度も注意しなければならないでしょう。

大切なのは、注意することではなく、励ますことです。以前より改善されても、まだフォームの修正が必要な場合は、まずは努力してきたことに注目し、成長したことをほめてあげます。

なお、正しいフォームがわからなければ、インターネット上で配信されている動画などを参考にするとよいでしょう。

腕も含めた全身を鍛える

全身の健康状態がよければよいほど、走りにもよい影響を与えます。腕立てふせのような運動でも、走るスピードを上げるためには重要です。

重いものを持ち上げたり、大量の筋肉をつけたりする必要はありません。腕立てふせのように体重をかけた簡単な運動で、今ある筋肉を鍛えてあげればいいのです。

モチベーションを確かめる

なぜ早く走れるようになりたいのか、なぜそれがそれほど重要なのかを確認してみましょう。子どものモチベーションが何であれ、それをサポートしようとするべきです。本人のモチベーションは、本人にとって重要なこととなります。

モチベーションがわかり、でも努力が足りないと感じたら、それを思い出させてあげることです。誰にでも怠けてしまう日はあります。ビデオゲームやYouTubeを楽しむほうが、外で運動するよりも魅力的に思う日はあるでしょう。

たとえば、好きなスポーツ選手のユニフォームを着た写真を、冷蔵庫などのよく目にする場所に貼っておきましょう。目標を視覚的に思い出すことで、集中して課題に取り組むことができます。

トレーニングをしすぎない

ランニングには休息日が欠かせません。ケガをしないためにも、体を休める時間は必要です。子どもと一緒に毎日走っているとしたら、それはやりすぎです。鬼ごっこのようなふだんの活動のなかで走る程度であれば別ですが、本格的なランニングを行う場合は、少なくとも週に1回は休息日を設けたほうがよいでしょう。

ただし、毎週のランニング量が少なすぎるのもよくありません。パフォーマンスを向上させるためには、最低でも週に3回は走るべきでしょう。

まとめ

かけっこが早くなるための取り組み方について、合計7つのポイントをご説明しました。多くのことはご家庭でサポートできることかもしれません。しかし、同じくらいの年齢の友達と運動指導のプロから直接指導を受けることができると、より効果的に、かつ継続してスキルが向上するでしょう。

ぜひ「株式会社KIDS POWER」で、ともに早く走るためのスキルを身につけましょう。