運動の時間がもったいないと感じる方も多いでしょう。ですが、勉強前の運動は数分でもやる気がアップする、集中力が上昇するなどの効果があります。だらだらと勉強を続けるよりも、少し運動をした方がモチベーションもアップします。勉強の効率が上がらないと嘆く前に、まずは運動を取り入れてみましょう。
勉強前の運動がいい理由
勉強をしていると、時間ばかりが過ぎて頭に全然入らないという経験をおもちの方も多いでしょう。その中には、運動をしている時間はないと思っている方も少なくありません。
勉強前に運動がいい理由は、代謝が上がり、脳などの働きが活発になるからです。もし数分の運動で勉強の効率が上がるなら、やる気がない状態で勉強するよりも効率的でしょう。
勉強前に運動すると、脳の働きが活発になり、記憶力アップや集中力アップ、モチベーションアップなど、よいことだらけです。いやいや勉強を続けるよりも、運動を取り入れて気持ちを切り替えたほうが、効率も上がります。
記憶力が上がる
勉強を長時間していると、脳が疲れます。そこで運動をして新しい刺激を脳に与えれば、新しい細胞が生まれて、脳も元気になります。
中には「運動なんて時間の無駄」という方もいますが、効率を上げるなら、運動は決して無駄にはなりません。脳が元気になれば記憶力のアップも期待できるので、勉強前の軽い運動は効果的です。
やる気が上昇
勉強前の運動をすると、体から「やる気が上がるホルモン＝ドーパミン」が分泌されます。ドーパミンにはやる気をアップする以外にも「楽しい気持ちにさせてくれる」や「ポジティブな気持ちがわく」などの効果があり、勉強をしているだけでは分泌されません。脳が疲れているときこそ運動をして、やる気をアップさせましょう。
効果を上げるタイミングは？
運動で勉強の効果を上げたいなら、やはり勉強の前がオススメです。運動を行うと脳の血流がよくなり、思考力や集中力などが上昇します。効果をさらに上げたいなら、朝起きてから軽く運動をしてからの勉強をオススメします。
朝の時間がとれないという方は、朝にこだわる必要はありません。長時間の勉強で疲れた時や眠気が出たときでも構いません。勉強の前に少しストレッチするだけでも、効果はあります。朝は眠たくてたまらないという方も、ぜひ朝に運動をして、一日の活力をアップさせてください。
勉強前はジョギングがオススメ
勉強前にはジョギングがオススメですが、やみくもに走っただけでは、効果的とはいえません。ポイントを押さえて、より効果的に脳の働きを活発にしましょう。ケガを防ぐ意味でも、正しいジョギング方法はぜひ覚えておいてください。
セルフケアは必須
たとえ軽いジョギングであっても、運動には変わりありません。走った後の筋肉痛などを防ぐためにも、ストレッチやマッサージなどは必要でしょう。運動がメインではなく、あくまで勉強の効果を上げるためのジョギングです。ジョギングで体のどこかが痛くなった場合は、休むことも大切です。くれぐれも無理はしないようにしましょう。
軽く汗ばむ強度で
ジョギングは勉強の効率アップのためにするわけですから、激しい運動は必要ありません。軽く汗ばむ強度で、気持ちいいと感じるくらいの運動にしましょう。個人差はありますが、軽いジョギングを20～30分もすれば十分です。疲れて眠気がくるほどの運動は逆に効率が下がるので、軽いジョギングに留めましょう。
習慣にする
ジョギングは「BDNF」と呼ばれる物質を増やして、脳の働きを活発化させるのが目的です。ですがBDNFは、いつも脳内で作られるわけではありません。BDNFをいつも作りたいなら、ある程度運動を習慣化させるのも大切です。最低でも週に1～2回はジョギングをして、パフォーマンスを高い状態にしてみましょう。
勉強前に行うならストレッチも
勉強前の軽い運動はいろいろありますが、時間がとれないなら、ストレッチをするだけでも効果はあります。たとえばヨガなどを行えば呼吸も整い、すっきりした気分で勉強を続けられます。ストレッチは気分転換にもなりますし、やる気もわいてくるのでオススメです。
腕のストレッチ方法
腕のストレッチの方法は簡単です。数分で終わるので、気分転換のためにもぜひやってみましょう。腕のストレッチの方法は、まず左手を右の方に伸ばします。同時に右手を曲げ、左の肘にからめるようにして軽く押します。両方の腕が終わればOKです。
首のストレッチ方法
首のストレッチ方法は、まず右手を使い、頭の左を軽く押さえるようにします。そのままの状態で、頭をゆっくりと右側に引き寄せましょう。右手が終わったら、左手も同様に行えば完了です。
手首のストレッチ方法
手首のストレッチ方法は、まず両手を前に伸ばしましょう。左の手のひらを外側に向けたら、右手で左手の指をつかみます。そのままゆっくりと手前に引きましょう。左手も同じようにすれば完了です。
他にもある！勉強の効率を上げる運動
外で運動をするのは恥ずかしいという方や、歩ける環境がない場合もあります。その場合は、室内の運動でも効果はあります。ヨガをする、ダンスをする、体操をするなど、家の中でできる運動もたくさんあるので、自分が続けやすい運動を選びましょう。
トランポリンや水泳なども脳の活性化にオススメですが、外に行く時間がない場合は、家の中でも構いません。大切なのは適度に体を動かすことなので、スクワットやヨガなどでも効果はあります。数分でも続ければ勉強効率もアップしますので、まずは自分にあった運動を見つけることが大切です。
まとめ
勉強の効率を上げるには、運動を習慣にすることも大切です。なぜ運動で勉強の効率が上がるのか、どんな運動がオススメなのかなど、疑問が少しでも解消されたでしょうか。勉強の効率を上げるには、激しい運動は必要ありません。激しい運動で眠気や疲れが出ないように、運動の種類などポイントを押さえておきましょう。
勉強の効率を上げる運動を探しているときは、ぜひ「株式会社KIDS POWER」にご相談ください。軽いダンスやトランポリンなど、勉強の効率を上げる運動をご提案いたします。
